こんにちは。どこの国調査団、運営者の「S」です。
在宅ワークが当たり前になった今、腰痛や肩こりに悩んでいませんか?「そろそろちゃんとしたオフィスチェアが欲しい」と思っても、有名なアーロンチェアやエルゴヒューマンなどは10万円以上もして、とてもじゃないけど手が出ない…そんな経験がある方は多いはずです。
そんな時にAmazonや楽天のランキングで頻繁に見かけるのが「Sihoo」というブランドです。スタイリッシュなメッシュデザイン、豊富な調整機能、そして何より2〜3万円台という驚きの価格設定。一見すると非常に魅力的なのですが、聞き慣れないブランド名ゆえに、以下のような不安を感じて購入ボタンを押せずにいる方も多いのではないでしょうか。
- 「どこの国のメーカーなの?中国製?」
- 「安すぎて逆に怪しい、すぐ壊れるんじゃないか」
- 「サクラレビューばかりで信用できない」
私自身も新しいガジェットや家具を買うときは、納得いくまで調べ尽くさないと気が済まない性格です。そこで今回は、Sihooというブランドの正体から、実際のユーザーによるリアルな評判、そして購入前に知っておくべき注意点まで、徹底的にリサーチした結果をシェアします。
- Sihoo(西昊)というメーカーの国籍や企業としての信頼性
- ネット上の評判や「壊れやすい」という噂の真相
- 日本人にはサイズが合わないという重要な注意点
- 自分に合ったモデルの選び方と失敗しない購入方法
まずは、Sihooというブランドが一体何者なのか、その正体と信頼性について詳しく見ていきましょう。

結論から言うと、怪しい幽霊会社などではなく、世界的に展開している大手メーカーであることが分かりました。
Sihoo(西昊)はどこの国のメーカー?評判や口コミを調査
中国の深圳に本社を置く家具ブランド
Sihoo(西昊)は、中国の広東省深圳市に本社を置くオフィス家具メーカーです。2011年に設立され、単なる他社ブランドの下請け工場(OEM)ではなく、自社で研究開発(R&D)から製造、販売までを一貫して行う独立したブランドとして急成長してきました。
深圳といえば、ドローンのDJIや通信機器のHuaweiなどが拠点を構える「ハードウェアのシリコンバレー」として知られています。Sihooもその地で「人間工学(エルゴノミクス)」を核にした製品開発を行っています。特筆すべきは、社内に「人間工学家具研究所」という専門の研究機関を設けている点です。ここでは、座った時の体圧分散や背骨への負担を科学的に分析し、デザインに反映させています。
現在ではアメリカ、ドイツ、イギリスなど世界100カ国以上で製品が販売されており、年間販売数は数百万台規模に達しています。Amazonのベストセラーランキングでも常連となっており、中国国内だけでなく欧米市場でも高い評価を得ているグローバル企業と言えるでしょう。
名前の由来
「西昊(Sihoo)」という名前には、「西洋の品質基準」と「広大な可能性(昊は広い空を意味する)」という意味が込められているそうです。世界基準の品質を目指すという創業時の意志が感じられます。
日本国内に試座できる店舗やショールーム

「ネット通販限定の椅子は、座り心地が確認できなくて怖い」という方も多いと思います。怪しい中華ブランドの中には、住所がバーチャルオフィスだったり、実態が不透明なケースも少なくありません。
しかし、Sihooは日本国内で実機に触れられる場所を用意しています。これは企業としての信頼性を測る上で非常に大きなポイントです。2024年現在、以下の店舗などで展示が行われていることが確認されています。
- 神奈川県:モザイクモール港北(横浜)
- 埼玉県:イオンタウンふじみ野
ショッピングモール内に実体のある店舗を構えているということは、それだけ品質や供給体制が日本の流通基準を満たしている証拠とも言えます。また、後述する日本のオフィス家具代理店「オフィスコム」のショールーム(東京・大阪など)でも、一部のコラボモデル(S300-OCなど)を試座できる場合があります。「幽霊会社だったらどうしよう」という心配は無用ですね。
組み立てが大変という悪い口コミは本当か
Sihooの購入を検討する際、口コミレビューで避けて通れないのが「組み立てが地獄だった」「一人では無理」というネガティブな意見です。これについては、正直に申し上げると「本当」である可能性が高いです。
高機能なオフィスチェアは、頑丈な金属製ベースや複雑なリクライニング機構を搭載しているため、総重量が20kg〜30kgにもなります。これを巨大なダンボールから取り出し、各パーツをボルトで固定していく作業は、IKEAの家具組み立てよりも数段ハードルが高いと考えてください。
特に苦戦しやすいポイント

- 座面と背もたれの結合: 重い背もたれを支えながら、ネジ穴を正確に合わせてボルトを通す作業は、一人だと「手がもう一本欲しい!」となります。
- キャスターの取り付け: 意外と力が要ります。カチッと音がするまで押し込むのに体重をかける必要があります。
組み立て時の注意点
ケガ防止のために軍手を用意し、できれば二人以上で作業することをおすすめします。どうしても自信がない場合は、販売店(オフィスコムなど)が提供している「組み立て済み配送」サービスの利用を検討するのが賢明です。数千円の追加費用で、あの重労働から解放されるなら安いものです。
サクラチェッカーでの評価と信頼性
Amazonで買い物をする際、「サクラチェッカー」で危険度を確認する方も多いでしょう。Sihoo製品をチェックしてみると、製品によっては「危険」や「警告」が出ることもあります。これを見て「やっぱり怪しい商品なんだ」と購入を諦める人もいるかもしれません。
しかし、これには事情があります。中国系メーカーの多くは、販売促進のために購入者に対してギフト券やクーポンを配布したり、レビューキャンペーンを積極的に行ったりする商習慣があります。これがサクラ判定のアルゴリズムに「不自然なレビュー操作」として検知されやすいのです。
私自身のリサーチや実際のユーザー評価を見る限り、「サクラ判定=製品が粗悪」とは限らないのがこの界隈の難しいところ。実際には、日本のオフィス家具大手「オフィスコム」が共同開発パートナーとして選ぶほどの品質を持っています。ツールはあくまで参考程度にし、実際のスペックや保証体制、そしてYouTubeなどの動画レビューで判断することをおすすめします。
壊れやすい?耐久性に関する評判
「買ってすぐに壊れた」というレビューも散見されますが、その内容を詳しく分析すると、フレームが折れたり座面が抜けたりといった致命的な破損は稀です。多くは「異音(ギシギシ音)」や「ネジの緩み」に関するものです。
オフィスチェアは可動部が多いため、使用しているうちに振動でどうしてもボルトが緩んできます。これがきしみ音やグラつきの主な原因です。
耐久性を高めるためのメンテナンス
Sihooに限らず、高機能チェアを長く使うコツは「増し締め」です。購入から1ヶ月後、その後は半年に1回程度、付属の六角レンチですべてのネジを締め直してみてください。これだけで「ギシギシ」という不快な音は驚くほど解消されます。
また、心臓部であるガスシリンダー(座面の昇降装置)は、国際的な品質認証である「SGS認証」や「BIFMA規格」をクリアした部品を採用しているため、数千円の格安チェアと比較すれば耐久性は十分に高い水準にあります。
3年間の保証と部品交換のサポート

万が一故障してしまった場合でも、Sihooにはしっかりとした保証制度があります。正規販売店からの購入であれば、基本として3年間の品質保証が付帯します(消耗品や張地などは1年の場合もあり)。
そして何より安心なのが、日本法人である「SIHOO株式会社」が存在し、東京都板橋区に拠点を構えていることです。海外メーカーにありがちな「連絡がつかない」「返送先が中国で送料が数万円かかる」といったトラブルのリスクは極めて低いです。
公的なデータベースでもその実在は確認されており、経済産業省の法人情報サイトにも登録されています。
(出典:経済産業省 gBizINFO『SIHOO株式会社 法人プロフィール』)
実際にネット上の口コミでも、「アームレストに不具合があったが、サポートに連絡したらすぐに代替パーツを無料で送ってくれた」というポジティブな声が多く見られます。売りっぱなしではなく、アフターサポートも誠実に行おうとする姿勢は評価できるでしょう。
Sihooの評判や口コミは?どこの国か不安な人へ
ここからは、具体的にどのモデルを選べばいいのか、そして購入前に絶対に知っておくべき「日本人特有の注意点」について深掘りしていきます。自分に合わない椅子を買ってしまうと、腰痛改善どころか逆効果になりかねないので要チェックです。
人気モデルM57とM18の違いを比較
Sihooのラインナップで特によく比較されるのが、ロングセラーの「M57」と、エントリーモデルの「M18」です。価格差は数千円〜1万円程度ですが、座り心地の好みがはっきりと分かれます。
| 特徴 | Sihoo M57 | Sihoo M18 |
|---|---|---|
| 座面素材 | 高弾力メッシュ | ウレタンクッション |
| 背もたれ | メッシュ | メッシュ |
| アームレスト | 3D(上下・前後・角度) | 1D(上下のみ) |
| 実勢価格 | 約2.5〜3万円 | 約1.5〜2万円 |
| こんな人におすすめ | ・暑がりで蒸れが気になる ・硬めの座り心地が好き ・PC作業時間が長い | ・メッシュの肌触りが苦手 ・ソファのような柔らかさが好き ・予算を抑えたい |

個人的には、日本の蒸し暑い夏を考えると通気性抜群の「M57」がおすすめです。座面に熱がこもらないので、長時間座っていても不快感がありません。一方、体重が重めの方や、メッシュの「張り」による圧迫感が苦手な方は、厚手のクッションを採用している「M18」の方がお尻に優しいと感じるかもしれません。
日本人には座面が高すぎるという注意点

これが今回の記事で最も伝えたい、購入前の最大の注意点です。Sihooなどの海外製チェアは、欧米人の体格を基準に設計されていることが多く、最低座面高が高めに設定されている場合があります。
Amazonなどで販売されているグローバルモデル(並行輸入品など)の場合、座面を一番下まで下げても47cm〜48cm程度あることがあります。これは、身長175cm以上の人が靴を履いて座るのに適した高さです。身長170cm以下の人が靴を脱いで使う日本の住環境では、「かかとが完全に床につかない」という事態になりかねません。
足がブラブラ浮いた状態で長時間座ると、太ももの裏が圧迫されて血流が悪くなり、むくみや疲れ、最悪の場合はエコノミークラス症候群のような症状の原因になります。「高機能チェアを買ったのに、逆に疲れるようになった」という失敗の多くは、このサイズ感のミスマッチが原因です。
対策:フットレストを併用する

もし既に購入してしまった場合や、どうしてもデザインが気に入ってグローバルモデルを買う場合は、足元に「フットレスト(足置き台)」を置くことで解決できます。足の置き場を高くしてあげれば、座面が高くても太ももの圧迫を防ぐことができます。
腰痛持ちに最適なランバーサポートの評価
サイズ感には注意が必要ですが、腰痛対策としての機能は非常に優秀です。Sihooのチェアは、安価なモデルでもランバーサポート(腰当て)の位置調整(上下・前後)ができるものがほとんどです。
さらに上位モデルの「Doro C300」などは、体の動きに合わせて背もたれが追従する「ダイナミックランバーサポート」を搭載しています。前傾姿勢になっても後傾姿勢になっても、常に腰のS字カーブを支えてくれる感覚があります。「長時間のデスクワークでも腰が軽くなった」という評判が多いのも納得です。
このレベルの機能を搭載した椅子を、有名ブランド(ハーマンミラーやオカムラなど)で探すと10万円〜20万円は覚悟しなければなりませんが、Sihooならその半額以下で手に入ります。この「機能に対する価格の安さ」こそが、Sihooが世界中で支持されている最大の理由でしょう。
オフィスコムとの提携と日本法人について
「じゃあ、小柄な日本人はSihooを諦めるしかないの?」と思った方、ご安心ください。ここで登場するのが、日本のオフィス家具通販大手「オフィスコム」との共同開発モデルです。
オフィスコムは、日本人の体格やニーズを知り尽くしたプロフェッショナルです。Sihooと提携し、日本限定モデル(例:S300-OCなど)を開発しています。これらのモデルは、座面の高さを440mm(44cm)から調整できるようにガスシリンダーを改良されており、小柄な日本人でもしっかりと足を床につけて座れるように設計されています。
私がリサーチした限りでは、予算が許すなら、並行輸入品を安く買うよりも、日本人の体格に合わせてローカライズされたオフィスコム取り扱いモデルを選ぶ方が、長期的な満足度は圧倒的に高いはずです。オフィスコム経由であれば、独自の保証延長や手厚い日本語サポートも受けられるため、「安心を買う」という意味でも賢い選択肢と言えるでしょう。
結論:Sihooはどこの国の口コミや評判も良い
Sihooについて詳しく調査してきましたが、結論として「怪しい中華ブランド」ではなく、「世界基準のコスパ最強メーカー」であると断言できます。

まとめ
- 中国・深圳発のグローバル企業で、日本法人もあり実体は確か。
- M57などのメッシュチェアは、機能・価格のバランスが最高レベル。
- ただし、グローバルモデルは座面が高すぎる可能性があるので、身長170cm以下の人は要注意。
- 不安な人は、日本人向けに改良されたモデルやオフィスコム取り扱い品を選ぶのが正解。
「アーロンチェアは高すぎて買えないけど、ホームセンターの安い椅子は卒業したい」。そんなニーズに対して、Sihooはこれ以上ない選択肢です。自分の身長や好みに合ったモデルを選んで、快適なデスク環境を手に入れてくださいね。

